シンガポールの物価
ここでは、シンガポールの物価についてだけ書きます。
他の東南アジア諸国と比べると、シンガポールの物価は遥かに高いです。なめてると痛い目にあいます。日本と同じくらいなの?と聞かれると、一概にはそう言えないです。
水を100%輸入に頼っているシンガポールでは、ミネラルウォーターが高く、500mlで200円くらいします。また、酒やタバコも高いです。あと、外食は高い傾向にあります。日本でおなじみのサイゼリヤがシンガポールにもあり、メニューも大体同じなのですが、日本より数十円ほど高くなっています。
一方でバスや地下鉄、タクシーは日本と比べて非常に安いです。これは、交通渋滞を防ぐために自家用車の価格が高くなっていることが原因です。シンガポールでは、トヨタのプリウスが1000万円ほどするそうです。多くの国民が自家用車を持っていない分、公共交通の料金が安いのです。EZ-Linkという交通系ICカードを使えば、1区間数十円で利用できます。かなり長い区間乗ったなあ～と思っても200円くらいで済みます。タクシーは初乗り300円程度で、日本の半額以下ですね。
意外だったのは、自販機やコンビニの値段が安いことです。日本では、自販機やコンビニの商品の値段は割高になっていますが、シンガポールでは、スーパーよりも自販機のほうが安いこともあります。セブンイレブンは日本にもシンガポールにもあるのですが、シンガポールのセブンはセール品も多いので思ったほど高くないです。ただ、日本でおなじみのセブンのプライベートブランド商品は、日本よりも少し高くなっています。
